2010年8月19日木曜日

[Vol. 6] IOFTブティック 国内出展社の見どころを紹介 ~業界の異端児&新進気鋭のニューブランド~

お盆休みももう終わり・・・でしょうか?
今年の夏は、海外へ旅行される方が昨年よりも増えたみたいですね。
いつまでも夏休みの気分を味わっていたい…
と、思われるかもしれませんが、そんな夏休み気分からスッキリ
目が覚めるような、注目の初出展企業2社のインタビューを
お届けします!!

(株)インスタイル 星野さま 

(株)オーパスデザイン 和多田さま
をお招きしました!

まずは、あの「Less Than Human(インスタイル)」。
ついに、IOFTへの出展決定です!!



西浦:
では早速、Less Than Humanについて、教えていただけますか?

星野さま(インスタイル):
2002年、“メガネのためのメガネ”から可能な限り脱却し、
自由な発想のもと幅広いシーンとのリンクを目指しLess Than Human
スタートしました。マテリアルやフォルムの常識を打ち破るという観点から
挑戦を続け、独自の世界観を創り上げています。ハードエッジな
パートナーとのコラボレーションや奇想天外なパフォーマンスから、
異端とされながらも実験的創作にとどまること無く、製品の完成度の
高さと絶妙なバランスからブランドを確立。2009年には、より多くの人に
そのエッセンスを楽しませる待望のディフュージョンブランド
Less By Less Than Human」が産声を上げました。


一流のデザインチームが、高い緊張感を保ちながらラジカルに
クリエーションしています。


西浦:
異端といわれるほどの独創性を持ちながら、クオリティーは絶対に
落とさない…そこが、多くのファンを魅了する所以ですね。
今回、IOFTに出展を決めた理由を聞かせてください。

星野さま(インスタイル):
価値観の異なる批判的なバイヤーさんと丁々発止したいと思いまして…。
もちろんケンカする訳じゃないですけどね。
アイウェアへの愛が根底にあることが前提です!
それに、Less Than Humanプロダクトも成熟してきてしまいました…。
懸命に拒否してきましたが(笑)。逆を申しますと、価値観の異なる方に
お見せしても何らかの「痺れ」を提供できる自信が付いたと言えます。
つまり、ディスクローズの環境が、現在のステージであると結論し、
出展を決めたわけです。

西浦:
出展への理由も、Less Than Humanらしく独創的ですね。
IOFTではどんなアイウエアを出品する予定でしょうか?

星野さま(インスタイル):
ギリギリまで産みの苦しみがあり、お答えできません。
この緊張感を身に纏う楽しみにご期待いただきたいです。

西浦:
・・・と言われると、ますます気になりますが、そこは、会期までグッと我慢。
ということですね。
では、IOFTに期待していることがあればぜひお聞かせください。

[MOBY]
星野さま(インスタイル):
私達のクリエーションを楽しんで
欲しいです。そのため今回は
アクセスしやすいIOFTを発表の
場としました。

とにかく楽しくいきましょう!



西浦:
ぜひ、IOFTにLess Than Human発の新しい風を巻き起こしてください!
では最後にIOFTニュースを読まれている皆さまにメッセージをお願いします。

[MOBY 2]

星野さま(インスタイル):
手前味噌で恐縮ですが、数多くのmaniaが
いる「Less Than Human」とは…?
今回、その魅力を体験して欲しいです。
IOFTでお目にかかりましょう!


西浦:
ありがとうございました!
ぜひ、皆さんもLess Than Humanが
持つ独特な世界をIOFTで存分に
体感してみてくださいね。



では、続いて、生まれたて&大注目の新進気鋭ブランド、
オーパスデザインから、和多田さまのインタビューをご紹介します!



西浦:
オーパスデザインについて、ご紹介ください。

和多田さま(オーパスデザイン):
まず、OPUSとは、芸術や音楽の用語で「作品」という意味を持つ
言葉なんです。私たちのクリエイトは、デザインから製造まで
試行錯誤を重ねながら、多くの人々の英知を集めて完成した、
いわば「作品」で、こうして生まれたアイウエア、それが「OPUS」なんです。

西浦:
なるほど。アイウエアってまさに「作品」なんですね・・・。
それでは、今回IOFTに出展を決められた理由を教えていただけますか?

和多田さま(オーパスデザイン):
やはり「日本で行われる展示会である」ということです。
規模云々より、展示される商品の質の高さに価値があると思うんです。
IOFTは世界最高峰の製造技術と伝統的な職人技が共存する、
世界でも類まれな展示会だと思います。
だから、そのIOFTに出展することを決めました。

西浦:
ありがとうございます!そのお言葉、とっても嬉しいです!!
では、そんなIOFTで出会いたい方、また、IOFTに期待していることが
あれば教えてください。


和多田さま(オーパスデザイン):
実は、OPUSのものつくりって、
ファッションやトレンドとは
少し距離をおいたプロダクト
なんですよ。
飛びぬけたお洒落さはないの
ですが、時代に左右されず、
長く大事に使って頂けるように、
腰をすえたものつくりを目指して
います。今回の展示会でも、
そんなものつくりの声を皆さんに
お伝えすることが大事で、IOFTにおいて、世界でもトップクラスの目の
肥えたハイセンスなバイヤーの皆さんに私たちのプロダクトを紹介できる
ことに大きな喜びを感じています。

そして、やはり多くのバイヤーの皆さんにお会いしたいですね。
いろんな方との出会いの中で、生まれたての私たちの会社が、
そしてプロダクトがどんな声を生むのか・・・。
また、試行錯誤をかさねて生み出した商品がどんな出会いを生むのか、
すごく楽しみです。

OPUSは、今はまだ4人しかいない小さな会社です。
でも、小さいからこそ意思疎通が迅速で、全員が同じ方向を向き
ながらモノつくりに取り組める。そういった僕たちの考え方を
知ってもらい、共感してくれるバイヤーとの出会いを期待しています!

西浦:
日本が持つ繊細で緻密なデザインとモノづくりの技術が、どのように
表現されているのか、とても楽しみになってきました。
既にIOFTではどんなアイウエアを出品されるのか、決まっていますか?

和多田さま(オーパスデザイン):
OPUSのプロダクトではすべてのパーツの構造を見直して、新しい機能性
を持たせました。目指すのはデザイン性と機能性、信頼性に優れた
正統派のアイウエアです。その中でも特に象徴的なヒンジの構造は
ぜひ手にとって、その造形、動きを確かめて欲しいですね。
写真などお見せできるといいのですが、現在試行錯誤の中で
作成中なので・・・。

やはり最終的な商品をきちんとした形で紹介したいですからね。
皆さんにお披露目できるまで、もう少しだけお待ちください。

西浦:
分かりました…。では、会期を心待ちにしています!
最後に、IOFTニュース読者の皆さんにメッセージをお願いします。

和多田さま(オーパスデザイン):
私たちにできることはOPUSのものつくりをしっかりとお伝えすること。
もしこの記事でOPUSに興味をお持ち頂けるなら、いつでも連絡ください!
また展示会の際にはぜひお気軽にブースにお立ち寄りください!

西浦:
ものづくりに対する熱い思いがとても分かりました。
今日は本当にありがとうございました!


[編集後記]
いかがでしたか?実験的なアイウエアや、モデル名の面白さ、
何から何まで常に業界の話題を独占するLess Than Humanと、
鯖江に息づく伝統の技術を見直し、新しいモノへと昇華させ、地道に、
だけど確かなモノづくりを追求する、生まれたてのブランド、
オーパスデザイン。

お二人のお話から、アイウエアが持つ無限の世界観を感じることが
できました。アイウエアって、本当に心が躍る素敵なモノ達ですよね。
ぜひ、皆さんも、IOFT会期中はくまなく会場を回って、心がキラキラ輝く
ようなアイウエアとの出会いを楽しんでくださいね。

次回も、またIOFT出展社の見どころを公開します!

広報担当:西浦


 ● アイウエア・オブ・ザ・イヤー2011 公式サイト

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