2010年9月1日水曜日

[Vol.8] 国内出展社の声 ~メガネの聖地 鯖江の2社を紹介 グラシック&杉本圭~

メガネの聖地といえば、鯖江!鯖江の工場で生み出される緻密、
かつ繊細なモノづくりはいつでも世界の注目の的です。
もちろん、その精巧なフレーム達はIOFTで同時開催される
アイウエア・オブ・ザ・イヤーでもグランプリを受賞するなど、
業界のお墨付き。

今回はそんな鯖江から、勢いのある2社の意気込みを一気にご紹介します。

高い技術力で海外の有名ブランドフレームをOEM展開!
(有)グラシック 村上 友美さま
http://www.glassick.com

熱い職人魂から作り出されるフレームは正に造形美!
杉本圭(株) 杉本圭彦さま
http://www.sugimoto-kei.jp/

のお二人をお招きしました!

西浦:
それでは、簡単に御社についてご紹介いただけますか?

村上さま(グラシック):
当社は、色々なブランド様やメーカー様のOEM受注生産を中心に
2000年に立ち上げたまだ若い会社です。
現在、 「MOSCHINO」、「JOHN RICHMOND」と、私たちのプライベート
ブランド 「GLURE」、「Flastic」、「GRAFFITI」、「natty eight」、「Viruxiny」の
フレームを取り扱っています。プライベートブランドはルールを覆すような
フレームもあり、有名デザイナー様とのコラボモデルもあります。
詳しくはIOFTにてご紹介しますので、お楽しみに!

西浦:
確か、2008年にアイウエア・オブ・ザ・イヤーのグランプリを受賞され、
その際にご出展もされていましたよね?

村上さま(グラシック):
そうなんです。2008年のIOFTにて初出展させて頂き、IOFTにて
デビューさせて頂きました'natty eight'というブランドで
アイウエアー・オブ・ザ・イヤー2008サングラス部門で運良くグランプリを
受賞しました。その影響もあり、2009年は皆様からOEM受注生産が
追いつかないほど頂き、去年は出展出来ませんでした。

ですが、2010年は会社としても10年の節目でもあり、また、初めての
アパレルブランド(MOSCHINO/JOHN RICHMOND)の発表
ということもあり、IOFTという表舞台にて皆様に直接見て頂きたいという
思いで再度、出展を決めました。

それと、引きこもり気味の会社(私だけかも知れませんが・・)の体質を
変えるためと、この世にGLASSICK商品を出し、全国・世界の皆様に
かけて頂き、かっこつけて頂きたいなというのもありまして・・・。

まだ若い会社なので、展示会にて露出することはあまりございません
でしたが、IOFTは多くのバイヤー様が集まる展示会なので、
ぜひ全国のバイヤー様とお会いしてこの値段でこんなフレームが
出来るんだと、驚いて頂きたいです。
あと、できればお買い上げも期待してます・・・。

西浦:
そうですね。私たちもご出展いただく以上は、たくさんのバイヤーの
皆さんに買っていただいて、儲けていただきたいです!

具体的にこんなバイヤーの方にお会いしたい…という希望はありますか?

村上さま(グラシック):
直接、お客様と毎日接していらっしゃるメガネ・アパレル業界のバイヤー様と
お会いして現場でのご意見をお聞きしたいですし、お伝えしたい事も
たくさんあります。普段は引っ込みがちで、なかなかこういう機会がないと
お会いできないので、IOFTがすごく楽しみです。

西浦:
展示会って、年に1度世界中から業界関係者が集う、またとない機会
ですよね。きっと多くの方と良い商談が出来るのではないかと
思いますよ!中でも是非ご注目いただきたい、お勧めのブランドがあれば、
教えてください。

村上さま(グラシック):
やはり、2010年初めて取り扱いが決定したアパレルブランドの
「MOSCHINO」「JOHN RICHMOND」です。

特にJOHN RICHMONDは日本初上陸!!のイギリスブランドなので
必見です。あと色々言いたいのですが、話が長いと怒られそうなので
後はIOFTにて…(笑) 

せっかくなので、それぞれのブランドを紹介しますね。

「MOSCHINO」
イタリア発祥のブランドで、非常にユーモアあふれるデザインが特徴です。
Glassickが提案するスタイルも、トラッド、クラシカルな雰囲気を超え、
アート的要素を加えたスタイルになっています!今季テーマは、
Full of Humor & Sunny!! Vivid & Sunnyなカラーリングは、全ての人を
HAPPYにしますよ。
エレガントかつ斬新なデザインは、他に差をつけること間違いなし!

[MOSCHINO]

[MOSCHINO]


「JOHN RICHMOND」
70-80年代のワールドワイドなロックテイストにスポーツバイカーズテイストを
ミックスしたスタイリングが魅力的なブランドです。
個性が強いデザインですが、繊細さを伺うことができるのも特徴のひとつ。
2010年秋、Glassickが提案するスタイルは、“余裕ある大人の
ロックテイスト” です!
[JOHN RICHMOND]
[JOHN RICHMOND]

西浦:
私もまだまだ聞いていたいですが、その溢れんばかりの思いは、ぜひ、
ブースでバイヤーの皆さんにお話ください!!
では、最後にバイヤーの皆さんにメッセージをお願いします。

村上さま(グラシック):
私どもは若輩者の集まりの会社ですが、商品には気持ちと気合が
入ってます!仕方ないから見に行ってやるか、との感じで結構ですので、
ぜひブースにお立ち寄りください。本当にお待ちしておりますっ!!

西浦:
熱いメッセージ、ありがとうございました!
ぜひ、皆さんブースに行ってみてくださいね。


それでは続いて、昨年、アイウエア・オブ・ザ・イヤー メンズ部門
グランプリ受賞で一躍時の人となった、杉本圭さんです!

西浦:
「杉本圭」 というブランドはいつぐらいにスタートしたのでしょうか?

杉本さま(杉本圭):

スタートは3年前になります。前身のブランドをあるバイヤーに
見せた時、「これだけの技術が詰まった商品を見たことがない。
これだけのものを作っているのであれば、作っている人間の
名前を出していった方がいい」と勧められて新しく立ち上げようと
思ったのがきっかけです。

その後、色々試行錯誤の結果、今の「杉本圭」という名前になったんです。
私たちのコンセプトは、「素材の味を生かす」 ただ、それだけなんです。
アセテート、チタン、セル・・・どんな素材であっても、それを生かせる
デザインにしたいと思いながら日々メガネを作っています。

西浦:
杉本さんに名前を出していくことを提案されたバイヤーの方、
物凄い先見の明がありますね!そして、丁寧に、丁寧に磨き
上げられているからこそ出せる、あの滑らかさと艶…。
まさに、日本が誇る技術力を見せ付けられた感じがしました。
名前を出していって正解だと思います!

杉本さま(杉本圭):
最初は自信もなくて、IOFTの出展はなかなか踏み切れなかったんですよ。
それでも、昨年、一大決心をしてIOFTに出展しました。
すると、予想以上に多くののバイヤーさんがブースに来てくれて、
何十件もの取引が開始できた。

しかもアイウエア・オブ・ザ・イヤーでグランプリも受賞して…。
その効果もモチロンあったと思います。
それで分かったんです。やっぱり、製品を売るならIOFTしかないと。
だから、今年もIOFTに出展することにしました。

[グランプリ受賞モデル KS-22]

西浦:
杉本さんの思いや、出展に向けての経緯、そして昨年の
アイウエア・オブ・ザ・イヤーグランプリ受賞・・・。
色んなことがあったんですね。

IOFTを通してこんなにもたくさんの成果を上げられたなんて、
感動で胸がいっぱいです!

杉本さま(杉本圭):
まだ詳細は言えないんですが、今年はチタン1種、アセテート4種
(メンズ、レディースそれぞれ2型)をIOFTで発表しようと思っています。
特にレディースモデルは今回初めてのコレクションなので、
ぜひ注目して欲しいですね。

西浦:
レディースモデル!メガネ女子の私としては、去年、
「どうしてレディースがないんだろう…」と、思っただけに、
それだけで物凄く食いついてしまいます!楽しみです!

杉本さま(杉本圭):
日本は技術力の国です。中でも福井の産業はやっぱりメガネ
しかないと思っています。福井にしか出来ない「素材を活かした」技術を
どんどん発信したいと思っていますので、ぜひ、当日にご期待ください。

西浦:
福井の産業であるメガネを誇りに思っているからこそのコメントですね。
今年も杉本圭の作品は要チェックですね。
杉本さま、ありがとうございました!

[編集後記]
日本人として生まれ、メガネの仕事に携わって、何より幸せだな…と、
感じるのは、こうやって、メガネの聖地 鯖江の職人さんやメーカーの
方々の熱い思い、元気な声を聞く時だったりしませんか?

そして、そんな彼らが生み出す、魂が注入された1本との出会いは、
何事にも変えられない感動とドラマをもたらしてくれるのでは
ないでしょうか。

IOFTには、そんな日本を代表するメーカー、職人の皆さんがたくさん
出展します。皆さんも、その1本1本に触れ、ぜひ、「感動の鳥肌」を
立ててみてください!

そして、日本が誇るこの技術力をユーザーの皆さんにお届けしましょう!


IOFT広報担当:西浦




~まもなくエントリー締め切り!今すぐご応募ください!~
● アイウエア・オブ・ザ・イヤー2011 公式サイト


● IOFT2010 公式サイト


● IOFTに出展をご検討される方はこちら
● IOFTに来場をされる方はこちら
● IOFTニュースへのご意見・感想はこちら

[同時開催展]
● ファッション雑貨EXPO -2010秋- 公式サイトはこちら